目次
何よりもダメなドイツからの報告
1 五月叛乱はどこへいった
少年拳銃魔の 体制/ヒトラーは喜劇的?
偉大なる国民の伝統/それが自由のためならば
西独大学生への20の質問
2 セックス・レボルーション
モナリザは男だった?/ヘンリクの「ベトナム童貞宣言」/娼婦たちは革命をめざす
3 エッセン日記
ヨーロッパの地下社会ではいま何が行われているのか
4 ロンドンっ子なら誰でもジム・ヘインズを知っているよ
5 SUCKという地下新聞はお嬢さんの腰を抜かした
6 ギャビイがベルリンで「訪問演劇」をためすというので
私のパスポート
7 私の競馬ノート
8 風化の季節
歴史における反抗/偶然性を動かす倫理/世界の運命を演劇に
解決はどの時点に?/おさらばすべきは?
9 心を草原にさまわよわせてイスラエルへ渡る青年たち
ユダヤの掟/ここより他の場所/望郷の思想としてのシオニズム
「必要なものの充足」だけで生きられるか?
10 ニューヨークの新しい演劇/言葉のねむるとき
世界の前衛劇の真中で
11 座談のためのノート
伝統との断絶/初日は「白い馬」がいた
二時間だけの「それは1回だけしか起こらない」
いつも一人だけバカなやつがいる
12 パンと人形劇場
でぶ叔父さんをこわせ/母との別れ/黒パンコミュニケーション